FMV-BIBLO MG75XNのS端子からコンポジット出力するケーブルを自作してみた

動機

持ち込みカラオケで、パソコンの画面をカラオケのテレビに表示させたい。
パセラでは利用者がコンポジット入力をモニターに表示させることができるので、コンポジット出力を行いたい。

前置き

FMV-BIBLO MG75XNにはS端子出力が備えられていて、テレビなどに出力できる。FUJITSU純正のFMV-NCBL3というケーブルを用いれば、テレビのS端子入力に出力することができる。しかし、S端子じゃなくてコンポジット(ビデオ入力の黄色い端子)に出力したい時もあるし、何しろ純正ケーブルは2500円程度と高価だ。そんなわけで自作してみようと思う。

注意書き

ド素人が実験的にやっているものなので、場合によってはパソコンやテレビを壊す可能性があります。4極の内容を蓑虫クリップで調べている際に、実際にルータが落ちるなどの被害が出ました。真似をする場合は自己責任でお願いします。

材料

品名 価格 購入場所
RCAプラグ8角(黄) 40円 千石電商2F
3.5φ4極端子(8角) 120円 千石電商2F
1.5D-2V 同軸ケーブル 1.5m 149円 マルツパーツ館

しめて309円。

ケーブル

わからんから同軸ケーブル買ってみた。マルツで自分で1.5m切り取ってレジに持って行く。グレーのヤツ。

RCAプラグ

ケーブルを取り付けてみる。ハンダ付けしてカバー(ソケット?)を取り付ける。


4極端子

S端子

  1. GND(Y)
  2. GND(C)
  3. 輝度信号(Y)
  4. 色信号(C)

の4つのピンがある。これをコンポジットにするには、CとYを混ぜるだけ。1と2、3と4をそれぞれ結線する。4極端子のどの端子がどの信号かは以下を参照。正直どっちがCでどっちがYなのかはど忘れしてしまったのであっている自信がないが、GNDかどうかだけは正しい。

ケーブルをとりつけてハンダ付けする。ちょっと難しい。先にソケットをケーブルに通しておかないと涙目になる。

ケーブル完成

できたよ。

つないでテレビの電源を入れる。

PC側の設定

デスクトップで右クリック→[個人設定]→[画面の設定]→[詳細設定]→[Intel(R) Graphics Me(略]→[グラフィックプロパティ]をひらく。うまく接続できていれば、左側メニュー[ディスプレイデバイス]のシングルディスプレイの項目に「テレビ」のチェックボックスが表示される。それを選んで適用。

実際に出力してみた

組曲『ニコニコ動画』のカラオケ用をWMPで流してみた。これで楽しい持ち込みカラオケライフ。

っていうか

ヨドバシに1000円ぐらいであった気がする。こんなケーブル。