情報理工カフェで学部生にお話をしてきました
特に隠していたわけでも公表していたわけでもないのですが,私,東京大学大学院 情報理工学系研究科の電子情報学専攻というところにおります.先日,駒場の学部1年生に情報理工学系研究科の魅力を伝えるということで,電子情報学専攻を代表させられして haraken と二人で駒場にプレゼンに行ってきました.
電子情報学って何?っていう堅めの話を柔らかく伝えた後,自分の生活とか趣味とかについて話しました.
電子情報学専攻は簡単に言うと電子機器で情報を操る専攻です.コンピュータのハードウェアから,インターネットや携帯電話などの通信システム,映像処理や音声処理,おもしろいデバイスの製作なんかが当たります.
他には,ガチでコンピュータサイエンスをやるコンピュータ科学専攻,ロボットを作る知能機械情報学専攻,数学から攻める数理情報専攻,システム全般でおもしろい物をつくっているシステム情報学専攻,なんでもいいからとにかくクリエィティブな創造情報学専攻があります.ruby の笹田さんは創造情報学専攻の先生だったりします.
他の専攻と違う点を挙げるとすれば,電子情報学専攻は電気電子のバックグラウンドを持っていることです(持っているはず).なので電気回路や電子回路のプロフェッショナルです(多分).
駒場キャンパスの17号館にあるKALS教室というところが会場だったのだけど,すごく綺麗で,設備や書籍も整ったいい教室でした.今の駒場生は色々と施設が恵まれていて羨ましいです.
ちなみに会場では情報理工の本を配ってました.パラパラと中を見たところ先生方が研究やプロジェクトの内容をそれぞれまとめた本でした.専門用語が多いので高校生には少し厳しいと思いますが,大学院でどんな研究をやっているのかを知るにはよくまとまってるんじゃないでしょうか.amazon でも売ってるみたいです.
- 作者: 萩尾好紀,東京大学情報理工学系研究科
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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みんなも情報理工から世界を侵略するでゲソ!