FMV-BIBLO MG75XNにインストールしたUbuntuでcompiz fusionを使う

問題発生

Vistaならウィンドウを斜めにしてスライド表示できるって?よろしい、ならばLinuxは3Dデスクトップだ。
7.04まではberylを使っていたけれども、7.10からはcompizと統合されてcompiz fusionとなった。そんなわけでcompiz fusionを使おう。インストール方法を見ていたのだがどうやら7.10では初めから入っているようだ。起動方法がわからなかったところid:hayamizから助言を得て[外観の設定]->[視覚効果]で視覚効果を設定しようとしたところ

Desktop effects could not be enabled

といわれて起動できなかった。確認したらCompiz Fusion WikiのHardware/BlacklistにこのPCのIntelのGM965が載ってますわ。もしやこのPCでは使えないのか……と思って一時は絶望したが、あきらめずに検索して解決方法をみつけた。

Xの設定

Xの設定を変更してあげます。※この設定を行わなくてもcompiz fusionが動作する環境もあります。脚注や参考サイトもご覧ください。

yuyarin$ gksu gedit /etc/X11/xorg.conf

で以下の「Section "Device"」に「Option "DRI" "true"」を追加*1

Section "Device"
  Driver "intel"
  Option "DRI" "true"
  # 以下略

compizの設定

次に以下の設定ファイル(なければ作成)

~/.config/compiz/compiz-manager

に以下を記述。

SKIP_CHECKS=yes

これでもう一度[外観の設定]->[視覚効果]で視覚効果を設定すれば……compiz動いた!

compizの効果の設定

次にcompizの効果の設定。ターミナルで

sudo apt-get install compizconfig-settings-manager

としてセッティングマネージャをインストール。パッケージマネージャからインストールするとうまく動かない、というか起動すらしない。これで[システム]->[設定]->[Advanced Desktop Effect Settings]という項目ができるので、ここで設定してあげる。

感想

デスクトップキューブのキャップとボトムが使えないのが痛い。あそこにいろんな画像仕込ませておくと便利なんだよ。コマンド表とかemacsのコマンド表とかMeのブルースクリーンとか。compizとの統合で多面になったせかもしれない。正直Downの展開とかいらない。お願いだからキャップとボトムにまわさせてくれ*2。Shift-Switcherも動作がおかしいし。ていうか別にBerylで十分だお。むしろ自分の使いたい機能は減った。Berylに戻せないか探ってみる。

*1:参考サイトでは「Option "AccelMethod" "XAA"」も指定しているが、これを指定したら固まった。コメントアウトしたら正常に動いた。

*2:一応Cube Capという設定項目で残っていて、キャップにはスナップできるのだが、ショートカットキーがなくマウスでキューブを回さないといけないし、そもそもボトムにはスナップすらできない。