DellがJuniperとBrocadeとのOEM製品を日本国内でも提供開始

@IT によれば Dell が Juniper と Brocade とのOEM製品の提供を日本国内でも開始したようである.

Dell はスイッチ製品を PowerConnect ブランドで発売してきた.Juniper からのスイッチ・セキュアルータ製品は J-Series,ブロケードからのスイッチ・ルータは B-Series と呼ばれるようである.PowerConnect はエッジ,J-Series は WAN とセキュリティ,B-Series はストレージを統合したネットワーク機能(って何?)を担当してデータセンターのネットワーク実現するらしい.

2011年2月以降は Aruba の無線機器も PowerConnect に加わっていくそうだ.

草薙氏は、高速化やFCoEなどの技術によって、いずれインフラはイーサネットに集約されていくであろうと予測。データセンター間のブリッジングなどを見据えると、「複雑なルーティングがなく、スパニングツリーなども使わないレイヤ2のフラットなネットワークが求められることになる」と述べ、ネットワーク分野にも大きな投資を続けていくと強調した。

コメント

PowerConnect は某所でひどい目にあったという人が何人かいらっしゃいましたね.

どちらかというと記事の最後の部分が気になった.データセンターを結ぶ広域 L2 網と言われると,勉強不足なせいもあってどうしても抵抗を感じる.ブロードキャストとかブロードキャストストームやばいとか.ブロードキャストはフィルタかけてたりするんでしょうか.STP がいらないフラットなネットワークというと冗長化とか迂回はどうするんだろうと思ったり.ツリー構造になるので頂点部分の帯域が圧迫されたり,物理的に余計な迂回をしちゃったりとかありそうですよね.

広域 Ether とデータセンターのネットワーク構築方法を勉強しないと.あと EoMPLS も.